喘息は、咳や痰(たん)、息苦しさや「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)などの症状があります。最近では咳だけの喘息(咳喘息)も増加傾向にあると聞きます。また、胸の痛みやのどに感じる違和感なども喘息の症状ですから気になる方がいましたらお早めに専門家に相談してみましょう。
治療せずに放置すると、気道の炎症が悪化して、発作の頻度が多くなったり、症状が重くなったりします。
▼喘息?注意したい症状の傾向チェック
[]息切れがする
[]以前と比べ、階段の上り下りや坂道がつらくなっていませんか?
[]咳や痰が続く
[]かぜが治っても、咳や痰が長く続いていませんか?
[]動くとドキドキする時がある
[]運動の後になかなか動悸が治まらない、ちょっと動いただけでもドキドキする。
[]かぜをひきやすい
▼まずはチェックを!
食べ物でアレルギーになる場合にはその食べ物を食生活から除外することです。食物アレルギーは実に多種多様です。3大アレルギーの卵、大豆、牛乳のほかにもアレルゲン(抗原)となりうる食物は身の回りに沢山存在するということを認識しなければなりません。具体的には、小麦、米、そば(蕎麦)、ピーナッツ、アルコール、果物、牡蠣(カキ)などです。一度病院で検査をしてみてください。
動物アレルギーには猫に触ったり、猫の近くにいることで人体にアレルギー発症が起きる猫アレルギーというものがあります。猫アレルギーの症状としては顔が腫れる、目が赤くなる、目が痒くなる、くしゃみが出る、鼻水が出る、喘息の様に咳が出るなど、人によってさまざまです。
また金属アレルギーの方もいます。イヤリングやネックレス、指輪、ブレスレット、メガネのフレーム、食器や台所で用いるステンレス鋼、めがねやワイシャツ、ブラジャーに用いる形状記憶合金、50円玉、100円玉、500円玉など接触する機会が多い金属でもアレルギーを引き起こす人がいます。とくにニッケル加工されたアクセサリーは表面上変化がないことが多く変色や腐食は確認できないので皮膚炎を起こしても、アクセサリーが原因だとは気づかない場合が多いです。 ニッケルアレルギーの症状は皮膚に痒みや紅斑が現れ、更に症状が進むと小水疱になり、最後には化膿します。
とにかく、まずは自分にとって何がアレルギーの原因物質なのかチェックしましょう。
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