ALG020 中国大気汚染問題と花粉症問題

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photo credit: kevin dooley via photopin cc

さて、2月になり1週間程度経過いたしました。地震の影響かなんだか身体もだるいという人が増えています。そうこうしているうちに花粉症の季節も近づいてきております。当院では花粉症対策メニューもありますのでお気軽にご相談してくださいね。

花粉症の問題もありますが、なんと中国大気汚染問題も日本に影響を与えています。花粉症に似たような症状がでます。福岡あたりでは深刻な問題になりつつあるようです。

▼中国大気汚染問題 東京を含む日本の自治体も警戒強める

中国・北京の街を覆った有害物質による大気の汚染。その危機に対し、東京を含む日本の自治体も警戒をさらに強めている。

真っ白な濃い霧に包まれ、視界がかすむ中国の首都・北京。
深刻な大気汚染問題は、およそ6億人に影響が出ているとされ、街を歩く市民は、皆マスク姿だった。

高速道路の監視モニターも、全く役に立たない状態だった。
北京の日本大使館は、現地在住の日本人を対象に、大気汚染対策の説明会を行った。
北京の日本大使館では、担当者が「(マスクを着用した方がいい?)マスクを持っているのであれば、濃度が高いときは、された方がいい」と話した。

中国在住の日本人は、「はなが出たり、目が痛くて涙が出たり、アレルギーのような症状」、「マスクをして空気清浄器を購入しました」と話した。

特に問題となっているのが、工場からの排煙や排気ガスなどに含まれる「PM2.5」という有害物質。

直径2.5マイクロメートル以下の極めて小さい物質のため、肺などの奥にまで入りやすく、呼吸器系などに疾患を引き起こすと言われている。

そして、今、懸念されているのが、日本への影響。
大気汚染問題について、街の人からは、「洗濯物を干したりが心配。窓も開けられなくなってきて、子どもが小さいので心配ですね」、「すごく怖いです」といった声が聞かれた。
中国で深刻化するこの大気汚染は、日本で暮らす人たちの生活にも迫ってくるのか。

九州大学の竹村俊彦准教授が、拡散予想シミュレーションを作成。
九州大学応用力学研究所の竹村准教授は「もともと呼吸器系・循環器系に疾患を持っておられる方、小さなお子さま、そういった方は、大気汚染の濃度が高い時間帯・日は、注意が必要になってくる」と話した。

中国に、距離的に近い九州地方。
福岡市では、この夏にも独自の大気汚染予報を始める方針を明らかにした。
福岡市民からは「(子どもへの影響は?)あまり外に出したくないですね」といった声が聞かれた。

福岡市の高島 宗一郎市長は「中国からの汚染物質が流れているとすれば、(九州は)一番近くて影響を受ける地域ですから。気をつけてほしいということは、できるだけ知らせたい」と話した。

さらに北九州市では、PM2.5の観測地点を3カ所から7カ所に増やすことを表明した。
北九州市の北橋健治市長は「国境を越えた大きな環境問題のひとつ」と話した。

この汚染物質が、首都圏までやってくるおそれはあるのか。
東京都の科学研究所では、PM2.5の測定を行っていた。
東京都環境科学研究所の樋口幸弘調査研究科長は「ここにはフィルターがあって、白いフィルターが入れる前。1日置くと色がつく」と話した。

都心部の大気中に含まれるPM2.5の濃度や、成分の分析を行うこの施設。
屋上で採取したデータは研究室に運ばれ、詳細な調査が行われている。
東京都環境科学研究所の樋口調査研究科長は「東京と福岡で、硫黄酸化物というPM2.5に含まれている成分を測っている。それを調べることで、海外から日本、九州、東京にどのように来ているかを調べている最中。それを公表することで、どんな国外からの影響があるのかというのを、皆さんにお知らせしたい」と話した。

さらに東京都環境局では、問い合わせが殺到したため、ツイッター上に都内のPM2.5の測定値を毎日発信。

現在は低い数値で安定していて、大気汚染の影響は見られないという。
7日、東京都の猪瀬直樹知事は「数値は公開していきますので、影響はないと思う。ただし、臭いものは元から絶てと言うでしょ。だから北京に行って、ノウハウを提供して対策を何かしなければいけない」と話した。(02/07 18:11 テレビ西日本)引用元:中国大気汚染問題 東京を含む日本の自治体も警戒強める

▼東京都環境局が最新情報をtweet

こういうインフォメーションを瞬時に共有できる社会はとても素晴らしいことだと思います。花粉症などのアレルギーをお持ちの方はPM2.5の測定値についても知っておくことが大切だと思います。

▼あとがき

なんだか喉がイガイガするなと思っていたら、風邪ではなくて花粉症かもと思っていたとこにこのニュースを見たのですが、まだ数値は低いものの安心はしていられれませんね。ということで、当院ではこのような花粉症などが原因でこれからの季節が心配な方に当院のアレルギー対策・花粉症予防メニューのモニターを近日中に募集をいたしますのでぜひブログ記事をチェックしておいてください。当院は花粉症で悩む方のサポートを全力でいたします。

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