CAL015 旬の野菜を摂りましょう

みなさんこんにちは。アロマの栗田でございます。

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いかがお過ごしでございますか?

ピーク時に比べますといくらか花びらが散ってしまった桜ですが、私の住む府中ではまだまだキレイです!

先日小金井市の桜まつりに出かけてまいりましたが、その桜の見事なこと!毎年のことながら感激です!

みなさんはお花見には出かけられましたでしょうか?

 

さて、今日は今が美味しさのピークを迎えております「たけのこ」について書いてみたいと思います。

私は昨日スーパーマーケットで泥がついたままの掘りたてのたけのこを買ってきて早速茹でて調理してみました。

半分はたけのこご飯に、そしてもう半分は豚肉と生姜で炒め煮にしてみました。たけのこは新鮮なうちに調理するのがポイントですね!大変美味しくいただきました!

 

旬の野菜たけのこ

今が旬のたけのこ。この「旬」には2つの意味があります。一つは、食材が旬を迎えますと栄養分が増え一番美味しくなるという意味、もう一つは、旬の季節に合わせて摂ると健康によいという意味です。旬の美味しさは人を助ける効能があるんですね。少しお話がたけのこから逸れますが、日本には四季があります。その時その時に応じた旬の野菜は、この四季の変化によって変わる人のバイオリズムによる身体の不調から私達の身体を助けてくれる働きを持っているんですね。季節に応じた野菜を食べることは健康を保つ秘訣なのです。

たけのこのお話に戻りますが、このたけのこ、イネ科の植物で、寒性(身体を冷やす)の食材に分類されます。

『本草綱目』という古文献には、「旬内は筍、旬外は竹」という言葉があるそうで、これは、「旬」はもともと「十日」の意味で、たけのこも十日しか美味しく食べられず、十日を越えると「竹」となるという意味だそうです。

 

たけのこの東洋医学的効能

・化痰下気(ケタンゲキ):痰を取り除き、気のめぐりをよくする

・清熱除煩(セイネツジョハン):体内にこもった熱をおさめ、イライラを解消する

最近の研究では、たけのこの食物繊維の働きによる整腸作用と、たけのこに含まれるリンの含有率から、骨を丈夫にする働きがあると言われています。

たけのこは便秘がちの「食積痰湿(ショクセキタンシツ)」の方や、熱っぽい「肝陽亢盛(カンヨウコウセイ)」の方に適しています。ただし、粗い食物繊維は胃腸に負担となり、さらに「寒性」で身体を冷やす作用があるため、胃腸の弱い方、冷え性の方、ご高齢の方、妊娠中の方は控えめに摂られることをオススメします。

→食積痰湿・・・日頃の食べ過ぎ飲み過ぎにより胃腸に消化不良があり、「痰」や「湿(余分な水分)」などの老廃物が溜まった状態

→肝陽亢盛・・・過労やストレスにより身体に余分な熱(肝熱)がこもり、いつもイライラし、怒りっぽい状態

 

たけのこの上手な摂り方

たけのこには16種類以上のアミノ酸が含まれ、そのうち6種類が必須アミノ酸です。これを十分に摂るためにはよく煮るほうが吸収がよいそうです。

 

今月のアロマ

4/17(木)、4/24(木)、4/28(月)

 

春は「肝」を病みやすい季節です。柑橘系の香りの精油やキク科の植物の精油を上手に活用し、肝の血を巡らせ元気に過ごしましょう。

ご予約をお待ちしております。

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