CLM090 いびきに悩む人多いナー。


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無呼吸症候群については先日ブログで少し書きました。最近では女性でも無呼吸症候群で悩んでいる人が多くいるといいますし、女性のいびきでも悩んでいる人が結構いるようです。いびきは鼻呼吸ができずに口呼吸になってしまっているのも原因のひとつですね。

「骨格が小さいと口の容積が狭くなり、ベロが口の中に収まりきれなくなって喉にはみ出てしまい気道が狭くなってしまうのです。その骨格は、弥生系と縄文系に分けることができ、弥生系の人種は縄文系に比べると顔が面長で、奥行が狭く顎が小さい人が多い。また、顔の骨格は家族遺伝することもあるので要注意です。特に女性は50歳ぐらいからいびきをかきだす人もいる。その原因は女性ホルモンの減少。ちょうど更年期を迎える頃から徐々に肌がたるむように、喉の筋肉もたるむことによって気道を狭めてしまうのです」おっさんとデブだけじゃない! いびきに悩むオンナに傾向と対策を教えて!

更年期が近づくといろいろなことが起こりますが、喉の筋肉までたるむとは知りませんでした。無意識のうちに口を開けてしまうのはこの筋肉の弱まりが原因のひとつなのです。男性の無呼吸症候群やいびきも口からあご周辺の筋肉が緩みそして下顎が下がり気道を狭めてしまっていびきになるわけです。

「いびきをかいてしまうメカニズムは、気道(呼吸の空気の通り道)が狭くなっていることが考えられます。寝ている時は重力の影響で下顎が下がり、口が開いて舌が喉へ落ちることで気道が狭まってしまいます。そこへ吸気時に“のどちんこ(口蓋垂)”が引きこまれ、振動音を発するのがいびきの音です」
 そう語るのはいびき・歯ぎしりの治療を行っている片平歯科クリニックの片平治人先生だ。また、レーザーによるいびき治療を行っている銀座コレージュ耳鼻咽頭科の都筑俊寛先生はこう説明する。
「簡単にいうと“のどちんこ”の大きさが原因です。“のどちんこ”は、人によって大きさはさまざま。“のどちんこ”は、生まれつきなものなので、中には大きな“のどちんこ”を持つ人もいる。それが邪魔となり、空気の摩擦音になって“いびき”として表れるのです」おっさんとデブだけじゃない! いびきに悩むオンナに傾向と対策を教えて!

とにもかくにも、いびきは要注意。無呼吸により体内に酸素がとりいれられなくなることで脳内の酸素レベルが低下してしまいます。そのたびに脳波的な覚醒(目覚め)によって睡眠に満足が得られないようになってしまい、昼間に過度の眠気を引き起こしたり、血中の酸素不足から脳・心血管系の病気になりやすくなるから要注意。

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