DMN002 なんとかメタボにしたいのか?


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おはようございます。111キロの壁が破れずにいる鍼灸師の草野です。なんとかダイエットをのらりくらりと続けておりまして、当初125キロあった体重が112キロくらいまではきております。13キロ前後は落ちているわけです。ちょっとは自分をもめてもいいかなと思っております。

▼さて、皆様メタボと診断される基準をご存じでしょうか?
メタボの基準を私もよく知らなかったのでちょっと調べてみました。

(日本内科学会雑誌に掲載)本診断基準では、必須項目となる内臓脂肪蓄積(内臓脂肪面積100平方cm以上)のマーカーとして、ウエスト周囲径が男性で85cm、女性で90cm以上を「要注意」とし、その中で ①血清脂質異常(トリグリセリド値150mg/dL以上、またはHDLコレステロール値40mg/dL未満) ②血圧高値(最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上) ③高血糖(空腹時血糖値110mg/dL) —の3項目のうち2つ以上を有する場合をメタボリックシンドロームと診断する、と規定しています。
引用元メタボリックシンドロームの診断基準

かなりの確率でメタボと該当する人が多いのではないでしょうか?私は腹囲以外は該当しませんが、30代から40代の男性はいくつか該当があり戦々恐々としているかもしれませんね。

▼メタボと診断されても焦らないで
そこでまずはメタボと診断されて焦らないでほしいと思います。まずはお薬を飲むようにお医者さんに勧められることも多いと思いますが、食生活と生活習慣を見直してみましょう。そして次回の検診時にすっきりと健康体の結果を出すことを念頭に生活しましょう。

▼ややメタボで長生きというデータもある。
大櫛陽一先生は『メタボの罠』角川SSC新書や『コレステロールや中性脂肪で薬は飲むな』2008祥伝社などの著者でもあります。『メタボの罠』では「特定健診」でメタボリックシンドロームやその予備軍を見つけるのが狙いだが、著者が診断基準を検証すると、男性の94%、女性の83%が何らかの項目で異常になることが判明し、「健康な人が病人扱いされ、無駄な投薬が増える」と警告を発する本を出しています。

医療費を減らす目的は納得するのですが半数が医療機関の受診をすすめられ、受診料だけで5兆円必要だと大櫛先生は述べています。意外にも「ややメタボな人」がもっとも長生きするというデータを使い、診断基準の矛盾をついていますのでぜひ読んでみてください。

▼メタボと悩んで薬の力を頼る前に
1,バランスのよい食生活
2,ストレスをためない
3,しっかりと睡眠とる

まずはこの3つをしっかりと見直してみましょう。何事もバランスです。メタボと診断されていきなりジョギングとか始める人がいますが、怪我につながります。冷静に今までの生活を見直して、きっと反省すべき点を自分自身で気づいていると思うので実行してください。

▼おすすめ!

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