GLI016 糖尿病と腎症

糖尿病が原因でよくみられる合併症は、神経障害、網膜症、腎症の三つで、これらは糖尿病の三大合併症です。糖尿病になったら何が怖いかというと繰り返しになりますが、3大合併症が怖いわけです。

■こちらも読んでください。
GLI013 糖尿病と眼の障害
GLI014 糖尿病と神経障害

高血糖値は腎臓をだめにする

糖尿病性腎症は、糸球体の細小血管が狭くなってしまい十分に老廃物をろ過できないために起こります。その原因となっているのが高血糖です。ですからどうしても血糖値のコントロールというものが大切になるのです。

高血糖状態が続くことで糸球体の血管が硬化を起こし血管が狭くなると同時にろ過作用が低下してしまいます。すると、徐々にタンパク尿が出るようになります。そしてついには尿が出にくくなるので老廃物が体にたまって尿毒症になってしまうことが多くあります。本当に注意しないとなりません。

血糖値をコントロールして糖質制限食をしていくことをおすすめします。病院の検査等で血糖値が高いと出た方はいち早く血糖値をコントロールする生活を開始して身体のコンディションを整える鍼灸をぜひ受けてみてください。

糖質制限食だけが食後高血糖を生じないし、薬物の使用がないので低血糖も生じないので、糖尿病腎症の進行を防ぎ、また総死亡率も減らす可能性をもっていることがわかります。

患者さんへの説明は、結構難しいですが、

①「血糖コントロールが悪ければ、糖尿病腎症は転がるように進行する。」
微量アルブミン尿→第3期A→第3期B→腎不全→透析

ということをまず説明します。

そして、

②「糖質制限食で血糖コントロールが良くなれば、100%とは言えないが進行が防げる可能性がある。」と説明します。

第3期A(タンパク尿1g/日未満)の段階までは、

<高タンパク食による蛋白尿へのリスク>と<食後高血糖による蛋白尿へのリスク>
を天秤にかけるという言い方もできます。

このような臨床試験はないので、結論は出ませんが・・・。

ただ、第3期A(タンパク尿1g/日未満)の段階までは兎も角として、第3期Bの段階(タンパク尿1g/日以上)の段階になると、糖質制限食も含めて治療に難渋します。

ともあれ、できるだけ早い段階で糖尿病腎症を発見し、糖質制限食実践で血糖コントロールを良好に保つことが、現時点で最善の道と考えられます。

糖尿人は、3ヶ月~半年に1回、尿中微量アルブミンを検査して、早期発見に努めて下さいね。引用元 糖尿病腎症と糖質制限食

ツボ
血糖値をコントロールする上で糖質制限食を実施することはとても大切だと思います。カロリーも重要ですが世界的な流れでは糖質制限食のほうが血糖値コントロールには適していると思います。ともかく、早期発見、早期生活改善が重要だと思います。

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