HWN063「子供の予防接種」なぜ必要? 自身と周囲を感染症から守る

子供の予防接種は当たり前のように行われているけれども本当に安全かどうかはわかりません。ワクチンについて危険を訴える医師も多くいらっしゃいます。家は本当は言われるがままに予防接種は受けさせたくはないのですが。

しっかりと、予防接種については経過を見て行かないとなりませんね。

▼「子供の予防接種」なぜ必要? 自身と周囲を感染症から守る

予防接種法によると、現在8種の感染症に対するワクチンが、子供の定期接種として接種を勧められている。このうち風疹(ふうしん)やBCG(結核)などが生ワクチン、日本脳炎や百日せきなどが不活化ワクチンだ。

 不活化ワクチンの安全性が高いといっても、副作用がないわけではない。厚生労働省は「アナフィラキシー(強いアレルギー)」「脳症・脳炎」「39度以上の発熱」などを報告すべき主な副作用として医療機関に提示。平成22年度に約436万回接種された日本脳炎の予防接種では発熱やけいれんなど148件の副作用が報告された。約2万9400回に1件の割合だ。

 今年7~10月には、日本脳炎の予防接種で2件、ポリオの予防接種で1件の死亡事例も報告された。厚生労働省は、日本脳炎の1件について、男児(10)が併用禁止の薬を飲んでいたのが死亡につながった可能性を指摘。もう1件では予防接種と死亡の因果関係を調査中だ。ポリオについては、女児が嘔吐(おうと)などの症状を訴えたのが接種18日後だったことなどから、因果関係はないと結論づけた。「子供の予防接種」なぜ必要? 自身と周囲を感染症から守る

安全性が100%ではない。

▼日本脳炎ワクチン 重い副作用104人 未回復、後遺症も

現行の日本脳炎ワクチン接種が始まった二〇〇九年六月から今年六月までに、医療機関の情報を基にした製薬企業から、百四人が接種後にけいれんや脳炎など重い副作用を起こしていたと報告されていたことが厚生労働省などへの取材で分かった。 
 今月十七日に岐阜県美濃市で男児(10)が接種後に急死したことを受け、厚労省は三十一日に「日本脳炎に関する小委員会」を開催。美濃市の男児と七月に死亡した子どもの経緯を公表し、副作用の事例も説明する。
 百四人の内訳は十歳未満が九十一人、十代が十二人、二十代が一人。症状は延べ百九十八件。このうち最多は発熱の四十一件で、「熱性けいれん」と「けいれん」がともに十五件、嘔吐(おうと)が十二件、急性散在性脳脊髄炎が十件など。過剰なアレルギー反応を示す「アナフィラキシー反応」と「アナフィラキシーショック」は計五件。回復していなかったり後遺症がある患者は少なくとも八人いる。
 薬事法は製薬企業に対し、医療機関から副作用が疑われる症例を知った時は、医薬品医療機器総合機構への報告を義務付けている。厚労省も医療機関などへ市町村を通じた報告を求めているが、法的義務はない。
 日本脳炎ワクチンの定期接種では、〇四年に女子中学生が急性散在性脳脊髄炎にかかり、厚労省は「接種との因果関係が否定できない」として翌年に「積極的な勧奨」を控えた。〇九年六月からは、マウスの脳を利用して作られた旧ワクチンに代わり、動物の脳が使われず副作用が少ないとされる乾燥ワクチンが使われている。
◆情報発信を迅速に
 厚労省で予防接種に関する委員を務める国立成育医療研究センター・加藤達夫名誉総長(小児科)の話 市町村を通じて医療機関や被害者から厚労省に報告される内容は、毎年十二月に前年度一年分を一度にチェックする仕組みになっており、緊急な検討ができない。厚労省に直接的に連絡でき、年に三、四回の頻度で検証する体制をつくり、迅速に詳しい情報を発信する必要がある。日本脳炎ワクチン 重い副作用104人 未回復、後遺症も

何しろ、安全性が100%ではない。だから親はこのあたりのこともちゃんと知っておく必要があると思うのは私だけでしょうか?

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