HWN074 ピロリ菌が胃がん発症させる仕組み解明 慶応大チーム

胃がんの原因の一つとしてピロリ菌が有名です。ピロリ菌とはいったいどんな菌なのでしょうか。メモしておきます。

▼ピロリ菌

ピロリ菌は胃の中に好んで住みつき、胃の壁を傷つける細菌で1980年代に発見されました。

胃の中は強い酸性で細菌が住めないと思われていたため、解析するまでに時間がかかりました。

ピロリ菌は自らが住みやすい環境を作りだして生息しています。

この「ピロリ」という印象に残るかわいい名前はどこからきているかと言うと、幽門という胃の出口を意味する「ピロルス」から取っています。

ピロリ菌が胃の幽門から初めて見つかったからです。内臓の一部を名前にできるほどの大発見だったとも言えます。

現在も研究が進んでおり、胃に悪影響を及ぼす、慢性胃炎の原因になる、胃癌になりやすい、大腸癌を併発しやすいといったように新たな発見が次々とニュースになっています。ピロリ菌

最近ではピロリ菌を退治するヨーグルトだとか飲料をみかけます。ピロリ菌対策をすることが胃の健康を維持するのに必要だと言うことは以前から知られおりました。しかし、どのように作用して胃がんに影響を与えているのかはわかっていなかったようですが、今回、慶応大学医学部の研究によってだいぶわかってきたそうです。

▼ピロリ菌が胃がん発症させる仕組み解明 慶応大チーム

胃がんの原因の一つとされるピロリ菌は、がんのもとになる性質を持つ「がん幹細胞」に働き掛けて胃がんを発症させることを、慶応大医学部の鈴木秀和准教授らの研究チームが突き止めた。ピロリ菌による胃がん発症の仕組みの一端を解明する成果で、新たな予防法や治療法の開発につながる可能性がある。13日付の米医学誌に掲載された。

 ピロリ菌の毒素は、胃粘膜の細胞内に蓄積すると胃がんを起こすとされるが、その詳しい仕組みは不明だった。研究チームはピロリ菌に感染させたヒトの胃の細胞を使って実験。この毒素は、通常の細胞ではピロリ菌が作るタンパク質の働きで分解されるが、がん幹細胞では分解されず蓄積されることが分かった。

 鈴木准教授は「がん幹細胞の目印となる遺伝子の働きを調べれば発症の危険性を推定でき、予防や治療に役立つ」と話している。ピロリ菌が胃がん発症させる仕組み解明 慶応大チーム

胃がんで命を落とす方もまだ多くいます。研究の発展に期待したいです。しかし、鍼灸師として今言えるのは、そのようなピロリ菌が増殖しないように、さらには多少であれば勝てる免疫力を向上させることを日常生活から行ってもらえるようにしたいですね。生活改善なくして薬だけで治そうと思っても無理です。

しっかりと食生活環境などを見直して改善いたしましょう。

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