LH034 春野菜を食べて免疫力をあげる


photo credit: [ manoel petry ] via photopin cc

いよいよ本格的に春になってきましたね。鍼灸院の近辺も桜が満開です。とても気持ちがいいですね。一方で花粉症などのアレルギーの方にはちょっとつらい季節になってきていますね。さらには放射能についての報道も関心があるところです。安全な野菜であることを前提に積極的に春野菜は食べて免疫力を上げていきたいと思っています。

▼春野菜の特徴
春野菜の特徴の一つである苦味です。苦みの正体は“植物性アルカロイド”です。独特の苦味成分で、ほのかな苦みやアクは、胃腸の働きを活発にします。さらに細胞の新陳代謝を活発にしてくれます。冬の間に体内に蓄積された余分な老廃物を体外に排出してくれる、言うなれば食べてデトックスということになります。

さらに菜の花や小松菜などのアブラナ科に含まれる苦み成分や玉ねぎなどのユリ科野菜に含まれる涙目になるほどのつんとするにおい成分の正体“硫黄化合物”にも、解毒作用を高める働きがあるので積極的に食べたいですね。

▼春野菜の調理方法
主な春野菜の調理方法についてシェアいたします。

菜の花
代表的な春野菜です。栄養素のバランスが良い事で知られています。

■菜の花
* 調理のポイント:栄養分が逃げないように、茹で上がったら冷水に浸しましょう。
* 栄養素:野菜の中でも有数のビタミンC、ミネラルを含みます。
* 効用:免疫力アップ、風邪の予防、精神安定作用があります。

■アスパラガス
大きく分けて、グリーン、ホワイト、ワイルドアスパラガスがあります。簡単に調理でき、豊富に含まれている栄養素「アスパラギン」にも注目です。

* 調理のポイント:蒸しゆでにして塩をふると、アスパラガス本来の芳醇な香りを楽しめます。
* 栄養素:ビタミンB1、B2。疲労回復にお勧めです。
* 効用:アスパラギン酸がたっぷり含まれており、疲労回復、新陳代謝を活発にしてくれます。

■セロリ
独特な芳香が特徴で、歯ごたえが魅力の野菜です。苦いので子供からは敬遠されがちですが、栄養素はたっぷり含まれています。

* 調理のポイント:朝食時のトマトジュースに、フレッシュな状態でマドラー代わりに入れると良いです。
* 栄養素:カリウム、カルシウム、ビタミンCが豊富につまっています。
* 効用:血液をさらさらにする効果があります。カルシウムも豊富なので、イライラしている時には是非!

■春キャベツ
この時期のキャベツは甘みがあり、特に色の濃いものは上級品として扱われています。

* 調理のポイント:水に長時間浸すと栄養分が逃げてしまうので、気をつけてください。
* 栄養素:キャベジン、ビタミンC。発ガン性抑制物質は天下一品です。
* 効用:トンカツの付け合わせでおなじみの通り、脂肪の吸収を防ぎます。また、免疫力を高める効果もあります。
引用元栄養素の高い健康春野菜の効用と調理のポイント

▼あとがき
なんだか、書いて読んでいるとお腹が減ってきましたね。そろそろ晩ご飯にいたします(笑)

春野菜と相性の良いワインは、ずばりニュージーランドのソーヴィニヨンブランです。フレッシュで濃厚な味わいのソーヴィニヨンブランは、天ぷら仕立てにした山菜や湯通ししたアスパラガスによく合います。特に、「ヴィレッジセラーズ」さんの『マタヒウィ・ワイララパ・ソーヴィニヨン・ブラン』はコストパフォーマンスも良いので、是非お試しください。
引用元栄養素の高い健康春野菜の効用と調理のポイント

ワインと春野菜。うーんいいですね!

コメントを残す


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください