ONR003 身体を温めると健康なる。

ONR003 身体を温めると健康なる。


photo credit: qousqous via photopin cc
鍼灸院でなぜ医療用のナノミストサウナがあるのか?本当の岩盤浴を実践推奨しているか?身体を温めると健康になり、痛みや不調がなくなるからです。

今のところ鍼灸院では、身体を温める温熱療法で改善が見られない患者さんにはお医者さんに行くようにしています。というのも、身体を温めて痛みや不調がまったく改善されない場合は何か病気が隠れていると考えるからです。鍼灸院で適応の範囲は鍼灸と温熱療法を施せば大抵は治ります。

当院に来れない方でも、自宅でできる温熱療法、その中でもお風呂の入り方を今日はご説明いたします。

日常から体温を計りましょう

体温計で平熱を測ります。HSPは、体温が38度くらいまで上げ保温することによって体内で産生されます。平熱が低い人が、38度まで体温を上げるのはほとんど無理です。身体にもかなりの余計な負担がかかりますので自分の平熱を知ることが先決。

平熱プラス1.5度アップを目差しましょう。

入浴前には、たっぷり水分をとって脱水を防ぐことにつながります。 お湯の温度は、40~42度くらいに設定してください。温度の上げ過ぎに注意してください。

湯船に10分ほどつかると自然に体温は1度ほど上昇します。このまま残り10分ほど入浴してください。

体温が1.5度ほど高くなっているか確認してください。舌下温(舌の下に体温計を入れて計測)で確認するのが望ましいです。入浴後は、部屋を適温にし、身体を冷やさないように保温してください。

入浴後は体温はゆるやかに下がり増加したHSPは1週間ほど体内に存在しHSP,熱ショックたんぱくの力を発揮します。

HSPの力がピークを迎えるのは、入浴から2日後といわれているので、「活動的に動きたい日、試合など」から逆算してHSP入浴法を試してみると良いです。週に2回の割合で実行してください。やり過ぎると身体がなれ現象を起こしてしまうからです。

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▼編集後記:

前回は四の五の言わずに温めなさいと言いましたが、本当にこれしかありません。痛みや不調を抱えて何をやっても良くならなかった経験があり今も悩んでいるのであればぜひ身体を温める温熱療法に取り組んでみてください。効果を実感できると思います。

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