QA003 鍼灸とマッサージの違いは?

整体やあんま指圧マッサージと鍼灸を同じだと思っている一般の方は多いと思います。一般的にはあんま指圧マッサージと鍼灸がセットでなっている場合が多いですから混同されても仕方ないというのが現状です。一番違うのはあんま指圧マッサージ師は手技のみで鍼灸師はハリやおきゅうを使う点だと思います。

あんま指圧マッサージも筋肉のコリやカタマリなどを解消するのが目的で行われていますよね。鍼灸治療ではよりツボを意識して筋肉の凝りを解消できます。身体全体の血流を良くしたり、だるさや、身体の拘縮などをあん摩・マッサージ・指圧などの手技療法で「揉む」「さする」「押す」 「こねる」「たたく」「ふるわす」などの6つの手技により、人体に対し刺激を与え身体の健康状態を維持または実現をします。

鍼灸師の治療の中でも前揉捻・後揉捻と呼ばれる伝統的なほぐし技術があります。鍼を打つ前やお灸をする前に筋肉をほぐすことを前揉捻といい鍼やお灸をした後に身体を整えるためにほぐすことを後揉捻といいます。

最後にもっと簡単に言うと鍼灸は痛み・神経痛・慢性的な痛みがある方が得意であんま指圧マッサージは筋肉や関節が拘縮している方が得意分野になるといったところでしょうか。

以下はわたしがメインで研究している朱氏頭皮鍼の奇跡的な効果を見てください。ぜひ麻痺や痛みなどで困っている方でまだ鍼灸を体験したことがない方は鍼灸を受けてみることをおすすめします。

ツボ
鍼灸というと痛い熱いというイメージが付きまといますが、決してそんなことはないのです。痛みや不調で悩んでいる方がいらしたらぜひ一度鍼灸を体験してみることをおすすめします。意外にみなさんいろんなところにはりやお灸をして寝てしまっている人多いんですよ。

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