男性不妊は鍼灸でも改善

おはようございます。鍼灸師の草野です。不妊症と聞くと女性の問題ばかり目が行きがちですが、実は男性側に原因があることも少なくありません。男性不妊の原因の90%は、造精機能障害(無精子症、乏精子症、精子無力症)の様な機能性障害であるといわれておりますから、男性側に問題があるとわかったときは病院での治療と並行して鍼灸治療で改善可能なことも多いので、ぜひ近隣の鍼灸院にもお気軽に相談することをおすすめします。

治療の最初は問診です。現在までにかかった病気、特に、精巣の病気(停留精巣、精巣水腫、耳下腺炎症性精巣炎など)、脳の手術、がん治療(抗がん剤、放射線治療、手術)、鼠径(そけい)ヘルニア手術、慢性的な呼吸器の病気、糖尿病、脊髄(せきずい)の手術などについて、お聞きします。これらは、男性不妊を起こす可能性が含まれている病気なのです。これをお聞きするだけでも、これからの検査項目や治療法が決まってくることがあります。

 初診時の検査ですが、不妊専門の泌尿器科医だと、患者さんの同意が得られれば、外陰部の診察(精巣容積の測定、精索静脈瘤〈りゅう〉の確認・超音波検査など)まで行います。産婦人科の不妊専門医だと、まずは、それ以外の診察項目である、精液検査や内分泌検査をします。

仕事が忙しくてなかなか受診するのが難しい男性も多いですが、その場合でも精液検査だけは実施しておきたいので、あらかじめ、精液採取用の容器をお渡しし、家で精液を採取してもらい、その容器をパートナーに病院まで運んでいただいて、精液検査を行う場合があります。

 精液検査の正常下限値がWHOで決められており、下記の表のようになっています。1回の検査では断定しませんが、複数回の検査で、この値よりも低くなることが多い場合は、タイミング以外の治療を早めに行う場合があります。治療としては人工授精や体外受精などの生殖補助医療を含みます。また、男性不妊専門医に照会する場合もあります。

 もう一度念を押しますが、不妊原因は男女どちらにもあるので、不妊治療を開始する際は夫婦が同時に受診されることをお勧めします。男性不妊の診療、まずは精液検査から

ツボ
不妊というと私が一番に思い出すのが、修業先での話です。男性側の両親が早く孫がみたいということが、エスカレートしてというか、なんというかで、お嫁さんを病院に行けとせかして、調べたらなんも異常なく、結果的に男性側に原因があり治療がスタートしたのですが、男性側の両親が高圧的にお嫁さんに病院をすすめたもんだから、なんだかそのあとちょっとぎこちない雰囲気が漂ってしまっていたことを思い出します。不妊は男性側にも原因があることがあります。早めの夫婦での検診をおすすめします。

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