悪夢と健康と睡眠のバランス

代表の草野です。
糖質制限をきっちりとやっているときは睡眠は深くとても満足していました。
やはり食事と睡眠の影響は否めませんね。腹八分目アルコールは控えめに
なんてことはみなさんもご存知かも知れません。

夢と関係する脳には海馬があります。今まで見てきた記憶の断片を
脳の中から引きだして夢を作りあげるという役割を担っています。

わかりやすく言うと情報を整理しています。睡眠は、きちんと
整理整頓できた情報をしっかりと記憶しようという、取捨選択の重要
なシステムといえます。

鍼灸院に来る患者さんの中で睡眠薬を飲んでいる人には夢を見る人が少なく
薬によって熟睡できていると思ってもできていない人が多いです。

熟睡出来ていると思っていても、できてないと施術者側が判断する
理由には、日中眠くなる・首肩コリがひどい・朝からやる気がない
常に眠いといった症状を訴えることが多いです。

そして、

夢をみている人のほうが心身のバランスがとれていることが多いです。
睡眠薬を飲んでいる人の多くは(睡眠薬の効果が出ている人)まったく
夢などみずにストンと寝てパッと目が覚めるが、決して休みがとれている
感じが少ない気がします。

おそらく、睡眠薬だとわかりやすいえば気を失っている状態。つまりは
身体は休息していないということなのかも知れないと思っています。

寝れないなーと感じたら、薬に頼る前に一度鍼灸マッサージを
お試しください。

悪夢で眠りが妨げられる代表的な睡眠障害の1つに「悪夢障害」がある。

悪夢障害の診断基準
1.中途覚醒(夜間の目覚め)が繰り返しみられ、そのときにかなり不快な夢が思い出せる
2.夢は恐怖や不安、怒り、悲しみ、嫌悪感など不快な感情を伴う
3.目を覚ましてからも悪夢の内容をはっきり思い出せる
4.悪夢で目が覚めた後、再び寝つくのに時間がかかる
5.明け方に悪夢を見る
※1,2,3は必須。4,5はいずれか片方だけでよい
(睡眠障害国際分類の基準を筆者が簡略化した)

 この診断基準のポイントは、「悪夢で目が覚める」こと。患者さん自身が判定しやすいように時間軸を逆転させて「目が覚めたらすぐに悪夢を思い出せる」と定義された。悪夢の内容についての基準はない。不快な感情を伴った夢であれば内容や不快度を問わず中途覚醒の原因と考える。
「悪夢障害」を知っていますか?

ツボ
充実した睡眠をとることは健康問題を解決する上で非常に大切です。夢ばかりみることは一概に悪いことではありません。脳を整理していると言えるからです。夢では夢に出てくるはずもないような縁が薄い人が出てきたり、警告のようなものもあります。これらは脳を整理していると範疇に入るので寝起きがすっきりしなくてもあまり気にする必要なくて、
ああ、脳を整理しているんだなと思って貰えればと思います。それでも体調がすぐれない、眠れない人は一度鍼灸マッサージ院の門を叩いてみてください。

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