朝はジョギングがいいのかウオーキングがいいのか?

鍼灸師の草野です。こう暑いと運動とかしない気がする人も多いですが、暑い方が早起きできるので、この機会に ジョギングを始めようという人も多いです。朝はウオーキングがいいかなと考えていました。理由として

起きて間もない時間は身体はまだ寝ているから、ゆっくりと身体を動かし始めたほうが身体にはいいと考えていたからです。

朝に体温を計測してみると体温が十分に上がっておりません。脳も目覚めていない寝ぼけた状態だと判断していました。筋肉や神経もまだ緩慢な動きですし、ジョギングは身体にさらなるストレスになると考えていました。

さらにいろいろな文献を読んでみると朝は血圧が不安定で、血液もどろどろであることが多いそうで早朝から起床後3時間は狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの脳血管障害や心臓血管系の事故、及び発作が集中して起こりやすくなるとの報告もありとても危険らしいとの認識をもっていました。

体温が急激に上がるジョギングなどの激しい運動は、その後体温が急激に下がります。その反動で1日中睡魔に襲われ、集中力が鈍ってしまう人が多いという話も聞いていたので、朝はあまり激しい運動をするのではなく軽めの運動がいいなと。

ですが、それはもしかすると血糖値が関係しているからで、健康な人は朝にジョギング程度ならしてもいいだろうと考え直していたところです。

長距離は朝、激しいランニングは夕方にやった方が良い理由

長距離を走りたくなる時もあれば、思いっきり走りたい時もあるでしょう。走り方のタイプによって、最適な時間帯は違うのです。
長い距離を走るのは朝が一番だという理由をサイト「Runner’s World」がいくつか説明しています。朝は、体の深部体温が最も低いという傾向があります。ですから、相当な長距離を走っても、オーバーヒートする可能性が低いのです。また、午前中に走ると一晩何も食べなかった後で代謝が引き上げられるので、脂肪燃焼効果が一日中続きます。

夕方に激しいランニングをした方が良い理由は2つあります。

筋力、反応時間、そして有酸素能力はすべて、一日の後半にピークを迎えるということを研究者は発見しました。体の深部体温もまた、夕方頃に上昇して筋繊維がゆるみ、その結果怪我をしにくくなるでしょう。また、その日に摂った食事が、短距離走や「適度にきつい」ランニングを行うのに必要とされる炭水化物を満たすと、スポーツインストラクターのScott=Fliegelman氏は言います。

もちろんどんな時間帯であれ、まったく走らないよりは走った方がいいですけどね。長距離は朝、激しいランニングは夕方にやった方が良い理由

ツボ
朝の目覚めが悪い人や朝から活発に動くと(何も運動とは言わないでも慌ただしい準備とかちょっと通勤で急いだ程度)その後調子が悪い人などは一度血糖値を調べたほうがいいかも知れません。もしかすると放っておくと糖尿病になってしまうような血糖値の数字が出るかも知れません。また、検査時の血糖値は適正範囲内でも、HbA1cが高い場合は要注意です。私は糖質制限を推奨します。

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