CLM034 子供たちの睡眠が心配

睡眠というのはとても大切だと思います。このブログでも何回か睡眠について書いています。私は40歳になってから今まで以上に睡眠が必要になってきた感じがしています。今までは睡眠時間は多少短くても朝早起きできたのですが、この1年でそうはいかない体力になってきました。いかに効率よく充実した睡眠をとるかは今の課題です。

▼寝る子は育つ

寝る子は育つとは良く言ったものです。私はいま身長は186センチあります。これは中学生時代から変わりません。よく寝たと思います。しかしながら中学生の時までは授業中に寝た記憶はあまりないんです。どちからというと高校生になってから授業中に居眠りをするようになったと思います。

それが、最近では小学生でも授業中に居眠りしている生徒が増えているんだというのです。小学生のときなどいくら遊んでも日中は疲れないし楽しくて仕方なかった記憶しかありません。そのかわり夜の8時にでもなれば床に入り朝は6時くらいに起きていろいろと活動していました。

▼子供の仕事は勉強することです。

子供の仕事は勉強することです。しかしながら今の子供たちは学校の勉強以外に塾通いをして帰宅が21時前後なんて当たり前。そこから食事して宿題して寝るのは12時を過ぎるなんて小中学生も非常に多いそうです。しかし、これだけ勉強しているのに・・・・・と結果が出ていない子供も多いようです。

子供の仕事は勉強することです。睡眠の質と量それぞれが学業成績とどのように関連するかについて、多くのデータをまとめて整理した研究があります。予想されるように、睡眠の質が悪くなるにつれて、睡眠時間が少なくなるにつれて、学業成績は下がることが分かりました。

 このような関連は子供の年齢が若いほど、強く認められました。これはなぜでしょうか。一つには、年齢の若い方が眠らない(長く起きている)という状況に弱いせいかもしれません。

 もう一つは、脳の発達に関わります。私たちの脳、特に頭の前の方の部分は10歳ごろから飛躍的に発達します。この部分の脳は考えたり、学んだり、人の気持ちを理解したりする能力の源になるので、しっかり成長してもらわなければなりません。

 逆に、この大事な時期に、なんらかの理由で子供がぐっすり、たっぷり眠れなければ、前の方の脳がうまく発達できず、結果として学習能力が低下してしまうことは十分にありえます。高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員

▼睡眠環境は親の意識で変わる

高橋先生も言っている通りで小中学生の年代で睡眠時間を削っているようでは思うような学習成果が出ないのはもちろん健康問題も引き起こします。ある程度中学生2年生あたりまでは親の責任だと思います。家もこの夏休みはかなり夜遅くまでテレビをみせてしまっていたりしので、少しずつもとの生活に戻していこうと9月から取り組んでいます。早く寝れば、早く起きられる。これはとても見逃しがちな当たり前のことです。一度見直ししてみましょう。

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子どもを伸ばす「眠り」の力―ココロ、からだ、脳をイキイキさせる早起き早寝の科学と文化 神山 潤

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