CLM116 自律神経のバランスを整える睡眠

私はいま自分の睡眠について記録をとっています。昨年の夏あたりから自分の体質の変化を感じていました。患者さんを治療する際に自分の体調が悪くては患者さんに悪い影響を及ぼし兼ねません。やはり睡眠時間はとても大切になるわけです。

帰宅は19時過ぎになるので、そこからお風呂に入ったり食事をしたりします。お風呂や食事も睡眠に影響を与えます。

お風呂のタイミング

寝付きが悪い人は特に気をつけていただきたいのですが、できれば寝る2時間前までにお風呂は済ませるようにしたほうがいいです。お風呂に入ることで体温を上げます。2時間後には自律神経の交感神経だんだんと落ち着いてきて、やすらぎの神経の副交感神経が高まってきます。そうすると眠気が出てきて、自然に入眠できるようになります。

食事のタイミング

これもできれば、寝る2時間前には食事は済ませておいたほうがいいです。お腹が空いていると寝れないという話も治療の際によくお聞きしますが、胃の中に食べた物が残っている状態で寝てしまうと寝ている間も消化活動が活発になってしまうのでなかなか寝れないということになってしまいます。

睡眠は分割してもいい

あとはよく睡眠については、夜に熟睡することばかりに意識が行き過ぎてかえって寝れないということも少なくありません。昼寝をうまく使ってもかまいません。それと夕方5時くらいから夜8時までの間に仮眠をとることも良いという研究結果もあります。

早く寝たくても仕事や家族の都合でどうしても深夜0時前後になってしまうような日常生活であれば上手に睡眠をわけても構いません。サラリーマンやOLのように一定時間を拘束される職業についている場合は不可能ですが、そうでない場合は分割睡眠もおすすめです。

ツボ
体調が不安定な方や痛みや不調を抱えている人はまずは睡眠について少し見直していただくことも必要だと思います。その際に夜寝付きが悪い場合は午前中の活動を見直す事が大切になります。午前中にできるだけやるべきことを集中させて午後3時までに重要なことを終わらせるようにしたほうがいいです。サラリーマンやOLの人には不可能でしょうが知っておくのと知っておかないので差がでます。自分の予定管理をしてみてください。

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