CLM132 ラグビーなどで雨天時のゲームや練習時の注意


ラグビーは雨天決行です。よほどのことがない限り試合は予定通りに行われます。やるほうにしてはなかなか大変なことです。最近では芝が多くなってきているので足元は昔の土のグランドに比べたらさらによいとは思いますが、雨の中のゲームや練習は憂鬱なものでした。

雨の中での注意点は晴天下では起こらない怪我をすることがあるから要注意です。

捻挫

打撲

肉離れ

骨折

上記はラグビーやアメフト、サッカーなどでは通常時の怪我としてもありますが、雨天のゲームや練習時にはとくに注意して欲しいです。しかし、怪我はしたくてするものではありませんから必要以上に気にすることで余計に怪我につながることもありますから以下の点に気をつけてゲームや練習に臨んでください。

古傷や過去に怪我した部位への対処

とくに足関節捻挫を何回かしたことがある選手などは雨天時のゲームや練習では痛みがなくても不安感があればテーピングやサポーターをして臨んでください

既に今怪我がある、怪我して間もない選手は休みも選択肢の一つ

積極的な休養もパフォーマンスを上げる上では必要なことです。しかし、筋力トレーニングやリハビリなどは室内でできますので、室内にトレーニング環境があるのであればグランドでの練習は休んでも筋力トレーニングやリハビリはしっかりと励行してください。最近の選手はとおやじくさいことを言いますがちょっとした痛みで練習を休むということをよく聞きます。どこまでやってプレーできるのか、していいのかは自己判断だけでなくチームのトレーナーとしっかりと話し合って決めていきましょう。

雨天時のゲームや練習後は温めることも必要です。

怪我した直後はアイシングなどが必須なのはもうすでにご承知だと思いますが雨天時のゲームや練習後に特に新たな怪我をしてない場合は身体を温めることが重要になります。

「けがをした鹿が温泉で傷を癒している姿を見て湯治場の開設を思い立った」とか「戦国時代、戦闘で疲弊した将兵を癒す隠し湯だった」といった言い伝えを持った場所が多くあります。また、湯治による病気の治療法が伝えられている温泉ともなると、その記述がない所はないといえるほど各地に存在しています。このように昔から、温泉の熱で体を温め癒すのが健康に良いことは、経験的に知られてきています。引用元効き目の秘密はヒートショックプロテインにあった

これは鍼灸師が言っているのではなく医学博士の伊藤要子先生が言っていることです。古傷や怪我をした部位が一定期間あいたら温めることはとても重要です。さらにポーツの世界では、冬季のソルトレイクオリンピックのときに、当時強化担当ドクターをされていた富山医科薬科大の田澤先生が、クロスカントリー代表チームにヒートショックプロテイン理論を持ち込みました。ヒートショックプロテインのおかげで筋肉を良い状態にできたため成績が飛躍的に伸びたのは有名な話です。

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