GLI009 糖尿病とインスリン

糖尿病とはランゲルハンス島B細胞から分泌されるインスリンというホルモンの不足かインスリンが体に行き渡っても、末梢においての作用が不足する事によって持続的に高血糖状態になる病気です。

高血糖は、膵臓のランゲルハンス島 B細胞におけるインスリンの分泌を低下させてしまいます。この様な状態が続くと各臓器、組織にダメージを与え腎臓、目の網膜、神経血管(動脈硬化)などにおける合併症を引きおこすのです。

この合併症が本当に怖いのです。自覚症状が出てからでは遅いとは言われています。ですが、自覚症状である口渇、多尿、多飲、多食、疲労感、掻痒感などを感じたらすぐに病院に行き検査と診断をうけましょう。そして、薬のちからに頼り切る前に鍼灸や食事療法をすることが大切です。

インスリンホルモンとは?

インスリンホルモンとは、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌される血糖値を下げるホルモン。

 

糖尿病は血液中の血糖値(ブドウ糖濃度)がエネルギーとして細胞に取り込めない(糖代謝の異常)ために起こる病気です。

 

進行すると様々な合併症をもたらす生活習慣病の代表的な疾患の一つです。
健常な人は食事によって吸収されたブドウ糖(血糖)が、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌され、血糖値を下げるインスリンというホルモンと結合し、細胞のインスリン受容体の細胞膜を通過しエネルギーとして取り込まれる仕組みになっています。

 

しかし、糖代謝の異常がある人はインスリンの分泌量が少ない、インスリンが分泌されても効かないなど「分泌量低下」や「効果低下」、細胞のインスリン受容体感度の低下などが原因で、インスリンと結合した血糖が細胞膜を通過できないために体のエネルギーとして取り込めず、行き場のなくなった血糖は血管内に蓄積され、慢性的に血糖が高まり糖尿病となるのです。

 

また、インスリンも血管内にダブつき、高インスリン血症が発症し動脈硬化を少しずつ亢進させるのです。

 

なぜ、そのようになるのかは長年の悪い生活習慣(過食・肥満・ストレス・運動不足・過度の飲酒)から、少しずつにドロドロ血液が作られて、全身の細胞に酸素と栄養が十分行き渡らないために細胞機能が低下し、免疫力まで低下していくために各細胞が本来の働きができなくなるため、と考えられています。引用元インスリンホルモンとは?

ツボ
自分の健康について過信していると怖いですよね。自分の身体の声に耳を傾けて体調管理をしていくことはとても重要なことです。遅くまで仕事をしなくてはならない時期もあるでしょう。早く床につけない時もあるでしょう。そういうときこそ、少し短い休憩時間を作ったり食べるものには気をつけましょう。

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