HWN151 腰痛は自己管理も大切

鍼灸院という仕事がら腰痛の患者さんは多く拝見いたします。すぐに治る腰痛もあればあと少しの痛みが残存してなかなか完治しない人も少なくありません。生活習慣が大きな原因の一つになっていることが多いです。

腰痛に悪影響があるとわかっている姿勢や動作で仕事上どうしても仕方ないこともあります。こんなときは今一度その姿勢が基本に忠実かどうかを確認してみる必要もあります。自己流の姿勢になってしまったりしていないかとか何か負担になる姿勢を自然としてしまっていることもあります。

そして、重要なのが仕事以外の時間で腰を労ること。(いたわる)これはとても大切です。お風呂に入り身体を温めることや少しの時間でよいのでストレッチをしたり、運動不足になりすぎないようにウオーキングをしたりすることも重要な腰痛対策の一つです。ぜひ自宅でできることをやりましょう。そして自分ではなかなか治せない場合は鍼灸院にいちど相談してみてください。

ぎっくり腰 重ければ安静に
 西洋では「魔女の一撃」とも呼ばれる急性の激しい腰痛が「ぎっくり腰」。重い荷物を持ち上げた、呼ばれて振り返った、くしゃみをしたなど、ちょっとした動作をきっかけに発症する。「ぎっくり腰は『腰のねんざ』のようなもの。前かがみで腰をひねったときに起こるのがほとんど」(久野木部長)
 動けないほど痛い場合は、楽な姿勢でしばらく安静にするといいが、少しでも動けるなら「壁押し体操」などを試してみよう。腰を反らす動作で痛みが緩和する可能性が大きい。ぎっくり腰は毎日の生活で少しずつ腰に負担がかかっていた結果の一撃。良い姿勢を心がける、腰痛対策の体操やストレッチを行うことが、予防につながる。引用元 セルフチェックで分かる タイプ別腰痛体操
日経ヘルス

ツボ
もう腰痛は治らないという人を治療することがありますが、その場合多いのがあまり自分でのケアをされていない方が多いです。自分で何もケアしないで腰痛を感じなくなることが一番楽ですが、自分で上記のように体操したりすれば必ず腰痛で苦しむ時間帯が少なくなります。自己管理と治療のバランスもとても大切です。

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