JUD022 RICE処置について


photo credit: Kyle May via photopin cc
世田谷区成城祖師谷砧の整骨院の市間です。

RICE処置は、身体に傷害を負った直後の応急処置の仕方になります。

Rest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)応急処置時に必要な4つの処置の最初の文字をとりRICEとよびます。

RICE処置を受傷直後に適切に行うことで、ケガの早期回復に役立てます。

Restとは

ケガした人をむやみに動かしたりせず安静な状態にする事を意味します。
ケガの種類によって様々な状態が起きますが受傷者自ら動くことで内外の出血が増す事を防ぐためです。

Iceとは

患部を冷却(冷やす)することです。
冷やすことで痛み刺激を減らすことができ、また血管が収縮することによって腫れや炎症をそして損傷した血管からの出血抑えることができます。
冷やす時間は、10~20分で20分を越えないでください。また、一度冷やした後は、受傷の程度にもよりますが1~2時間、間を空けて行ってください。
 冷シップ薬と冷却(アイシング)を同時に行わないでください。軽度の負傷でも受傷部位に内出血の後がマダラに長期間残ります。

Compressionとは

患部に適度な圧迫を加えることです。
損傷した組織の細胞液が他の部分に流れ込むのを防ぎ、内出血と腫れを抑えます。外出血の場合は、傷口に圧迫を加えることで出血を抑えます。

Elevationとは

患部を挙上することです。
ケガをした時、損傷した場所から血液や体液などが出てたまり腫れが起こります。重力の働きで患部を心臓より高い位置に維持してあげると出血が減り、血液が心臓に戻りやすくり腫れを抑えそして早くひかせることができます。
心臓より下のケガは、腫れやすくなるので足首をはじめ下半身のケガの場合は、仰臥位で座ぶとんや枕などで高くして安静を保ちます。
アイシングをしながら飛び跳ねて移動したりするのはアイシング効果の意味がありません。

ツボ
ケガをして早期回復し現状復帰するためのツボはやはり初動措置が大事になります。
過去の失敗例として大会直前に負傷したアスリートが,長時間アイシングを行い神経障害を引き起こしたことがあります。また、凍傷を引き起こした事案も聴きますのでアイシングの時間は、20分を越えないようにしてください。
 また、保冷剤を使わざるを得ないときは、直接肌にあてないことが第一です。

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