MUS011上腕二頭筋断裂

photo credit: istolethetv via photopin cc世田谷区成城祖師谷砧の整骨院せいじょう整骨院の市間です。今日のブログは、「上腕二頭筋断裂」についてです。
上腕二頭筋は、肩から肘までの上腕部分の前側にある筋肉です。
一般的に「力こぶ」といわれる筋肉です。
二頭筋という名前の通り、始まりが長頭と短頭という2つの部分に分かれています。
長頭腱は結節間溝を通り肩甲骨関節上結節(肩の関節の上の結節)に
短頭腱は肩甲骨の烏口突起という骨に付いています。
この二つの筋肉が一つになり、
橈骨(肘下の外側の腕の骨)と
一部分のみ尺骨(肘下の内側の腕の骨)にも付いています。
働きは、肘を曲げる屈曲動作と、手のひらを上や外側に向ける回外動作を行ないます。
屈曲動作の時は、
上腕筋(上腕二頭筋の下に走る筋肉)、
烏口腕筋(烏口突起から上腕骨に走る筋肉)などと一緒に働き、
回外動作の時は、回外筋(上腕骨と橈骨の間に走る筋肉)、
腕橈骨筋(上腕骨の外側に走る筋肉)などと一緒に働きます。
柔道整復師
上腕二頭筋の怪我としては、長頭腱の炎症や断裂があります。
長頭腱は、上述しました
上腕骨の結節間溝という溝の中を通ります。
腕を上げる時に、
上腕骨を押さえつけて支点となる役目があるので、
負担のかかりやすい場所になります。
その部分で腱が
弱くなったり、
傷ついているところにストレスが加わり断裂が起こります。
上腕二頭筋長頭腱の断裂の多くは、このような形の断裂です。
受傷者は、中高年の受傷と若年層では、スポーツ選手の受傷に分かれます。
中高年は、腱そのものが変性して弱くなって起こる事が多いようです。
またスポーツ選手の場合は、ウエイトトレーニング中や練習中に瞬間的に
ブチっという音と共に切れてしまいます。
受傷と同時に肘関節の屈曲、前腕の回外動作時に強い痛みを感じ
力こぶの膨らみが肘のほうに下がり歪な形となって現れます。
このような状態になった場合は、局部のRICE処置を行って
腕を三角巾で免荷して医療機関での診察、治療を受けてください。
症状によって安静処置をして保存療法を行う場合と
手術を行う場合とに分かれます。

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