がん

ONR011 がんの温熱療法


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▼がんに負けない患者さんたち
当院にもがんと戦っている、または戦っていた患者さんが何人かいらっしゃります。いずれにしても、かなりの労力とストレスがかかります。打ち勝つには心身ともにバランスを保つことがとても重要なことになります。がんによる死への恐怖、抗がん剤の副作用への恐怖も乗り越えた人の共通点は前向きであることです。しかしこの前向きというのはなにがなんでも前向きという感じではなく、全てを受け入れた前向きな姿勢なのです。どうやって生きて生き抜くか。あきらめないか。そしてやれることをしっかりとやる。こんな姿勢に私はいつも感銘を受けています。鍼灸師として、がんの患者さんもしっかりとサポートしたいと思っています。

▼がんの温熱療法
ハイパーサーミア(がん温熱療法)は腫瘍の局所を30~60分間42~43℃以上に加温する治療法です。放射線や化学療法の効果をさらに高めることを期待されております。いかにして腫瘍局所をこの温度に加温するかということが大切です。「がんは熱に弱い」、「がんは42℃で死滅する」とよいう研究結果があります。がんが熱に弱いと分かれば深部体温をあげることが必須になってきます。

▼がんと体質改善
がんは「血流悪化⇒代謝力低下⇒細胞の老化」という老化の一連の過程の中で起こる病気です。がんは腫瘍自体が問題なのではなく、腫瘍が出来てしまう心身のバランスを崩した体質に原因があります。腫瘍を処理しても、体質改善しなければ、再発を否定することはできません。

▼がんと冷え性

●「背筋に氷水をかけられたくらいに冷える」
●「遠赤外線サウナに60分入っても汗一つかかない。」
●「睡眠中に手足がつる。」
など、普通では考えられないような冷え性の方は要注意です。

また、常時体温が35℃台など低体温の人も要注意です。このブログ記事を読んで心当たりのある方は生活習慣の見直しをしてみましょう。

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ONR010 温熱療法のススメ


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▼なぜ温熱療法なのか?
鍼灸師として治療家として温熱療法を推進しているのには理由があります。今まで鍼灸師を志てからいろいろな治療方法を研究してきました。整体も経絡経穴療法もやってきました。どんな療法においてもまずは痛みやゆがみを調整するのに自律神経のバランスを整えるということが大切になってきます。

▼何事もバランスが重要
さらに、私が今一番感じていることは自律神経のバランスと血流を良くすることができれば大抵の病気や痛みや不調は解決できる、または解決できるベースができると確信しました。

▼とにもかくにも低体温は万病の元
どんな症状、疾患にも蔭に潜んでいるのは冷え性と低体温が元凶であることがかなり多いです。現代人については特にそういえると思います。腰痛肩こりはもちろん難病で悩む方のほとんどです。だから、私の鍼灸院では温熱療法を積極的に推進しておりますし、これからはもっともっとその傾向が強くなってくると考えております。

低体温は私は36℃以下だと考えてります。低体温だと自律神経失調症、生理不順を引き起こし、若い頃から低体温のまま更年期に入ると更年期障害は重くなります。また新陳代謝が低いため、肌の細胞の入れ替わりが遅く、汚れたコラーゲンを長く留めることになり、肌はくすみやすくなります。これだけでも、病気になりやすい状態ですし免疫力が下がった状態でもあります。

▼免疫力をあげよう!
免疫力(抵抗力)も低下すると風邪などの感染症にかかりやすくなったり、ガン体質になります。薬物代謝酵素の働きも低下し、薬が効きにくくなったり、薬の副作用が生じやすくなります。

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HWN006 <がん> 五つの生活習慣の実践でリスク4割低下


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鍼灸院では毎日のように腰痛や肩こり、膝の痛み、頭痛などで悩んでいる患者さんが来院されるのですが、ほとんどが慢性疾患です。ぎっくり腰の方は急性になりますが、痛みや不調が出始めてから1週間以上数ヶ月単位でなんらかの不調を抱えているような方です。

生活習慣が健康に大きく影響があることはみなさんもよく分かっていると思うのですが、難病のひとつである<がん>も生活習慣が大きく影響していることが分かってきています。

禁煙▽節酒(1日日本酒1合以下を週6日以内)▽塩分控えめの食事(タラコ4分の1腹を月1回程度)▽活発な活動(1日に男性でスポーツ1時間以上、女性で立ったり歩いたり3時間以上)▽適正な体重(体格指数=BMI=が男性で21~27、女性で19~25)の五つの生活習慣のうち、二つを実践しているグループは、ゼロまたは一つだけ実践しているグループに比べ、がんのリスクが男女とも14%低下した。さらに実践している生活習慣の数が多いほど、男女ともリスクが直線的に低下し、五つすべてを実践すると、男性で43%、女性で37%低下することが分かった。
引用元<がん>五つの生活習慣の実践でリスク4割低下

これらを読んでみるとごく当たり前のことだと思うのですが、現代人にとってはこの簡単なことがなかなか実践できない環境にあるともいえます。禁煙はずいぶんと浸透してきているようですが、塩分もそうですし運動もなかなかできない、時間がないという人も多いですね。

そこで私が推奨しているのが、朝食抜きのプチ断食、そして糖質制限の食生活、身体を温めること。この3つです。次回からこの3つについて少しずつお話していきます。

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▼鍼灸院であなたの症状が改善する可能性があります。
最近、NIH(米国 国立衛生研究所)の見解として鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠、西洋医学の代替治療として効果について有効であると発表しました。

WHO(世界保健機関)で鍼灸療法の有効性を認めた病気には、次ぎのものを挙げています。

【神経系疾患】
◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

ONR007 秋田の玉川温泉を成城で実現

ONR007 秋田の玉川温泉を成城で実現

photo credit: Cam Switzer via photopin cc

関東から秋田の玉川温泉に湯治に行く人が多くいます。なぜそこまで行くのか?それにはいくつか理由があります。

奇跡の温泉

玉川温泉は、十和田湖八幡平国立公園内に存在する八幡平焼山山麓の玉川地区の地獄から湧出する「大噴の湯」を源泉とする世界にも類を見ない奇跡の温泉と呼ばれています。

「大噴の湯」の温泉水の凄さはpH1.2の超強酸性で98℃というほとんど沸騰に近い熱水が、毎分9,000リットルという膨大な湯量で轟音とともに自噴する様子は地球の生命の驚異を感じるそうです。

癒しの北投石

さらに「北投石」という、微量の放射線を持つ石を産出する温泉なのです。この北投石はラジウムなどの放射性元素を含む温泉水の成分が長い間に層を成して石化したもので、昭和27年に国の特別天然記念物に指定されています。

日本では唯一玉川温泉だけで産出されるもので、世界では台湾の北投温泉、南米チリ、そして玉川温泉の3ヶ所でしか発見されていないということなのです。

難病でもあきらめるのは早い

さらに以前から癒しの湯として天下に名高く皮膚病、動脈硬化、神経病、消化器疾患、リュウマチ、交通事故の後遺症などに著効がある他、人間が生まれながらにもつ自然治癒力を高め、全身の細胞の働きを活性化して心身を若返させる効果が言い伝えられてきました。玉川温泉関連の研究でこれまでに12名もの医学博士が関わっていることからもこの湯治の力は凄い力を秘めております。

秋田の玉川温泉に行けない人でも当院にはヒートショックプロテイン温熱療法ルームがあります。ぜひ皆様にご利用いただきたいです。

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