日本脳炎

HWN073 日本脳炎ワクチン 接種継続へ

先日日本脳炎についてメモをしました。いろいろな方から情報を教えていただいた結果からすると、無警戒で厚労省がOKだしているからと言ってワクチンを打つのは全く危険がないわけではないということです。

▼日本脳炎ワクチンはやめよう

日本脳炎ワクチンは、効果の証明も、重大な副作用のないことの証明もないワクチンです。現在は、日本脳炎にかかる子どもは10年間に数人で、重大な副作用の出る確率より低いのです。

 確かに、日本脳炎ウイルスは、毎年の豚の調査で広範囲に夏に存在していることが証明されていますが、日本脳炎にかかる人は毎年10人未満で、それも高齢者がほとんどで、子どもにでることはまれです。2003年から2009年までに20歳未満の人がかかったのは、3人で予防接種を中断した2005年以降は一人です。

 豚には、日本脳炎は発病しませんが、牝豚がかかると流産するので、ワクチンを接種していますが、それは人間に使う不活化ワクチンではなく、生ワクチンです。不活化ワクチンは豚には効果がないから、生ワクチンを使っているのです。中国でも生ワクチンを人間に使用していますが、日本の厚労省は安全性の確認ができないと使用していません。しかし、不活化ワクチンでADEM(急性散在性脳脊髄炎)が発病する危険があり、2005年に中断し、新しい製法で作り直しましたが、その副作用の危険がないという保証はありません。厚労省もホームページに「今後、使用実績が積み重ねられていく中で、なっていくところであり」と書かれ、今接種をしたら使用実験の材料になるのです。

 日本脳炎ウイルスは、日本人と150年の間付き合い、適応関係ができ、もう重症の病気ではなくなっています。余程抵抗力の低下した時にしか発病しなくなった病気です。一種の日和見感染症と言っていいでしょう。

 だから、副作用の危険性が否定されていないワクチンを、健康な子どもに注射するのはやめましょう。日本脳炎ワクチンはやめよう

医師の先生のブログ記事を拝見しても警告を発しています。やはり注意して推移を見守っていかないとなりませんね。なんかこうした記事を読むとこの先生の言っていることが正しい気がします。政府の言うことは何か裏がありそうな気がしてきます。本当に安全なのか。薬品業界との癒着があるのではないかと考えてしまうのは私だけでしょうか。

もう一つメモしておきます。

日本脳炎の予防接種を受けた子ども2人がその後、死亡したことについて、厚生労働省の専門家会議は、いずれも明確な因果関係は認められないという見解をまとめ、今のワクチンを使った予防接種は継続されることになりました。

日本脳炎の予防接種を巡っては、ことし7月にワクチンの接種を受けた子どもが1週間後に急性脳症で死亡したことや、10月には岐阜県で10歳の男の子が接種直後に意識を失い、その後、死亡したことが厚生労働省に報告されています。
このため、厚生労働省の専門家会議が、検査データや血液などを詳しく調べたところ、急性脳症で死亡した子どもには、別の感染症の症状があり、接種の3日後に肺炎を起こしていたことが分かりました。

専門家会議は、感染症が急性脳症を引き起こした可能性が高く、ワクチンの接種との明確な因果関係は認められないという見解をまとめました。
また、岐阜県の子どもには、持病の治療薬として一緒に飲むと死亡する危険性があるとされる薬が処方されていて、血液からも薬の成分が高い濃度で検出されたということです。
専門家会議は、薬の副作用による突然死の可能性も考えられ、ワクチンとの直接的な因果関係は認められないという見解をまとめました。

こうした検証結果を受けて、厚生労働省は、今のワクチンを使った日本脳炎の予防接種を継続することを決めました。日本脳炎ワクチン 接種継続へ

とにもかくにも、今後の検証推移をしっかりと見守っていかないといけないニュースです。

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HWN071 「日本脳炎」発症者少ないが…治療法なし、予防接種は必要

日本脳炎などのワクチンがありますが、本当に安全であれば問題にはしませんが、いろいろとワクチンまつわる副作用などの話を聞くと無造作に受けさせていいものかどうか考えるのが親だと思う。

 日本脳炎の予防接種による乳幼児の死亡事例が7、10月、報告された。日本脳炎ワクチンは平成17~21年度、積極的勧奨を控えていただけに、「やっぱり危ないのでは」と思った人もいるかもしれない。北海道や東北など10年以上も発症者がいない地域では「受ける必要がないのでは」とも。対象年齢の子供の保護者にとって悩ましい問題となっている。(平沢裕子)

治療法ない

 日本脳炎は、ウイルスに感染したブタの血液を吸った蚊を介して感染する。感染しても多くの人は症状が出ないが、感染者の100~1千人に1人の割合で、高熱や頭痛、嘔吐(おうと)などの症状が出て、意識障害やけいれんなど脳の障害も生じる。発症した場合、20~40%が死亡し、助かっても重い障害が残る可能性が高い。日本脳炎ワクチンが定期接種となっているのは、治療法がないこと、死亡や後遺症がでるリスクが高いためだ。

 ただ、都市での生活者が増えた今、ウイルスを媒介する蚊に刺される機会が減るなどしたこともあり、かつて年間1千人超の患者数が、今は10人未満。積極的勧奨を差し控えた4年間で接種者は減少したが、患者数はあまり変わらなかった。

 昭和50年2月、DPT(百日ぜき、ジフテリア、破傷風)ワクチンが一時中止となった際はその後、百日ぜきの患者が激増し死者が増えた。これと比較すれば、日本脳炎ワクチンは接種しなくてもいいようにみえる。

しかし、川崎市衛生研究所の岡部信彦所長は「百日ぜきは人から人へ容易に感染が広がる。日本脳炎は人から人への感染はなく、1、2人の発症があっても急速に患者数が増えることはない。発症者がそれほど変わらなかったのは、それまでの予防接種などで免疫がついている人が多かったこともあるだろう」と指摘。長い目で見た場合、これまでと同様に対象年齢の子供への接種を勧めている。

地域で患者数に差

 接種が必要な理由の一つに、関東以西を中心に日本脳炎ウイルスに感染しているブタが多数存在していることがある。12年から今年9月までの患者数の報告では、北海道・東北0人▽関東4人▽中国18人▽九州・沖縄30人-など。「日常生活で蚊にさされる機会が減っているとはいえ、海や山など自然の中で過ごすときに刺されないようにするのは難しい」と岡部所長。

 それでも発症者が少ない北海道・東北に住む人にとって、日本脳炎は予防接種のメリットを感じにくいかもしれない。7、10月に接種後の死亡が報告されたこと、予防接種によってごくまれにADEM(アデム、急性散在性脳脊髄炎)と呼ばれる重篤な副反応が起こることを考えればなおさらだ。

 岡部所長は「2件の死亡例のうち1件はワクチンが原因となった可能性は極めて低いとみられる。アデムは、感染症や他のワクチン接種後にみられることもあり、ワクチンをやめても自然発生する。日本脳炎ワクチンが原因かよく分かっておらず、現状では予防接種をしないことによるリスクの方が高い。発症者がいない地域の人も、旅行や転勤などで関東以西や流行地であるアジア方面へ行くことなどを考えれば接種した方が安全だ」と話している。日本脳炎 発症者少ないが… 感染ブタ多数、予防接種は必要

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