photo credit: niznoz via photopin cc
世田谷区成城祖師谷砧の整骨院の市間です。

夏バテで体調は芳しくないのに、体重が増えてしまった――、最近、そんな不思議な健康状態の人が増えているという。

生活総合情報サイト『オールアバウト』が運営する生活トレンド研究所が夏の健康に関する調査を行なったところ、5人に1人が「昨年の夏、体重が増加した」と回答している。

夏バテのせいで痩せてしまうという話はよく聞くが、逆に太ってしまう人がそこまでいるとは……。なぜこんなコトに? 女子栄養大学教員で、オールアバウト「食事ダイエット」ガイドも務める浅尾貴子氏が説明する。

「夏の時季に太る人というのは、栄養失調に陥っている可能性も考えられます。夏は冷やし中華やそうめんをはじめとした麺類など、炭水化物中心の食事になる方が多いですが、カロリーをたくさんとっても、炭水化物=糖質を燃焼させるための栄養素が不足していると、上手に消化することができないんです。その結果、体がだるくなったり、睡眠不足などの体調不良を引き起こし、同時に太ってしまうというわけです」

栄養失調に陥っている? 一見、カロリー不足のようなイメージを持ってしまいがちな栄養失調だが、実はそうではない。三大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂質に加え、ビタミンやミネラルなど多様な栄養素をバランスよく摂取できていない状態、それが栄養失調なのだ。

栄養失調による体重増加……、いささか矛盾しているようにも思えるが、そもそも夏はその状態を誘発する要因がたくさんあるという。前出の浅尾氏が続ける。

「夏場は冷たい麺類のほか、サンドイッチ類、アイスクリームなどの冷たいデザート類と、軽い食べ応えの割にカロリーが高い食べ物を選びがちです。例えばそうめんは、2人前くらい平気で食べてしまいますよね? あんなにあっさりした食べ物なのに、実はカロリーは700キロカロリーを超えます」

炭水化物ばかり食べていると太ってしまうというのは、なんとなく知っているが、夏は不思議とそういったものをとりたくなるというのもまた事実。

「それにはきちんとした理由がある」と語るのは、医学博士で健康科学アドバイザーの福田千晶氏だ。

「ガムシロップをたっぷり入れたアイスコーヒー、コーラやスポーツドリンクといった大量の砂糖を含んだ清涼飲料水など、暑いとどうしても冷たいものを飲む機会が増えますよね? すると内臓が冷えてしまう。内臓が冷えると消化酵素の働きが悪くなって、消化能力は衰えます。その結果、胃腸の働きも弱まってしまう。おのずと消化しやすい炭水化物を体が欲するというわけです。ですから、冷たい飲み物をとりすぎないことも大切ですね」

福田氏は、夏場はアルコール、甘いもの、油ものという「3つの“あ”」の誘惑に勝つことが、栄養失調太り対策にとって重要だと説く。この夏、お腹が少し気になってきた人は、食生活を見直してみよう。

(取材/木場隆仁)

引用元週プレNEWS

柔道整復師

身体を動かすために必要な栄養素をバランス良く。人の盲点が身体の不調を引き起こすのかもしれません。

保険診療を行っています!

整骨院で治療を受けた場合の患者様のメリットは?
1,保険診療を受けられる整骨院は国に認められた治療施設です。
保険証の負担割合によっても異なりますが、例えば3割負担で初回630円~、2回目以降160円~になります。
2,保険診療は安心安全の*国家資格「柔道整復師」が施術にあたります。
3,整骨院では交通事故の自賠責保険も適応できます。この場合「受領委任」という方法で整骨院では最初から施術代金はいただかずに治療を受けことができます。

>>整骨院での保険診療の詳細はこちらから
>>整骨院の交通事故における診療の詳細はこちらから

*国家資格には医師・柔道整復師・はり師・きゅう師・指圧マッサージ師があります。