当院では積極的に温熱療法を推進しております。温熱治療器を使用して身体を温めることで以下のような効果が期待できると考えられています。一番怖いのは糖尿病の合併症状で血管に障害が出ることです。血管障害の予防のためにも身体を温めることはとても重要です

糖尿病の合併症状について温熱療法で期待できること

1,代謝能力が向上することにより、ブドウ糖・脂肪酸の利用が促進されて血糖が低下する可能性が大きい

2,基礎代謝能力が向上することにより、インスリン抵抗性が改善することが期待できます。

3,身体の不調で運動ができない方も温熱療法を取り入れることで減量効果が期待できます。

4,温熱療法で体内にヒートショックプロテインを増やすことで高血圧やその他の病気(合併症)の予防が期待できます。

5,温熱療法で腎臓の働きが向上する事により余分な糖を排泄することによって血糖値が下がることで膵臓(すい臓)の働きが増進することでインスリンの分泌力が高まるなどの効果も期待することができます。

糖尿病の副作用でお悩みの方はぜひ相談してください。

糖尿病の合併症の多くが血管の病気と絡んでいるため、 糖尿病は実は血管の病気であるとさえいわれます。 糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症などは、細動脈や毛細血管などの比較的小さな血管の障害が中心となっておこる病気で、 専門用語で糖尿病性細小血管障害とよばれ、糖尿病に特徴的な病変であると考えられています。

しかし、比較的大きな動脈も糖尿病によって障害をうけることが多く、 これは糖尿病性大血管障害と呼ばれます。細小血管障害は血糖コントロールの影響が大きく、 大血管障害は糖尿病に共存する事が多い高脂血症などの影響が 比較的大きい事がしられています。したがって、大血管障害は、糖尿病以外でも見られる動脈硬化と同類と 考えて差し支えないでしょう。大血管障害によって心臓に血液を送る血管が障害をうけると狭心症や心筋梗塞が、 脳への血管が障害を受けると脳卒中がおこります。

糖尿病性の血管合併症による問題は、これらにとどまりません。 下肢への血行が障害されると、歩行障害やひどい場合は下肢の切断につながります。さらに、人体のあらゆる細胞や組織は血液から酸素や栄養を供給されて生きていますから、血管の障害に関連する糖尿病の合併症は体中どこに発生しても不思議ではないといえます。引用元京都大学糖尿病・内分泌・栄養内科

ツボ
糖尿病は本当に怖い病気です。しかし、いち早く対処をすればうまく付き合っていけることも確認されています。食生活を改善することがとても重要です。ぜひ一緒に取り組んでいきましょう。

おすすめ

主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる!
主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる! 江部 康二

ダイヤモンド社 2011-11-11
売り上げランキング : 2268

Amazonで詳しく見る by G-Tools